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髪を想う正しいブラッシング

間違った使い方、過度なブラッシングは髪の負担になるうえ、キューティクルの破壊、抜毛助長に繋がります。

正しいブラッシングは、地肌からか一気にブラシをかけるのではなく、毛先から少しずつ丁寧に髪をほぐしていきます。これを繰り返しながら徐々に髪の真ん中、最後に根元を向かいます。

逆に、ブラシの間違った使い方の代表として「濡れた髪のブラッシング」が挙げられます。
濡れた髪そのものが非常にデリケートなうえ、ブラシによる物理的な負荷を与えるのは大きなNGですのでお気をつけください。

また、ドラッグストアなどに様々なブラシが売られていますが、形状がそれぞれことなりますので、適した用途をご紹介します。

①デンマンブラシ
片側だけにブラシが付いていることから「ハーフブラシ」とも呼ばれるポピュラーなブラシです。力が伝わりやすいため、しっかりと髪をとかしたいという人にお薦めです。
目の細かいブラシを使い強めのブローをすることで、ボリュームを抑えることができます。

②スケルトンブラシ
ブラシの目があらいスケスケのブラシです。ある程度、髪をまとめるのに適したブラシのため、パーマを崩さずにほどよく仕上げる、強すぎるカールを弱める、スタイリング後に落ち着かせるときに使います。
また、絡みづらいという特徴から、他の髪だと通りが悪いときなどに試してみるのも1つです。

③ロールブラシ
360度ブラシが付いているため「ロールブラシ」と呼ばれます。
髪を掴みやすいため、ドライヤーと組み合わせることでカールやボリュームを与えることができます。
私たち美容師も仕上で使うことが多く、髪をストレートにしたい場合は太めのブラシを根元から通しますし、部分的にカールを出すときは細めのブラシを使います。

④クッションブラシ・パドルブラシ
ブラシの根元がクッションになっているデンマンブラシのような形状で、髪へのダメージを抑えることができます。
頭皮マッサージ効果が期待できるほか「髪をまとめて表面にツヤを出すとき」などに用います。
尚、クッション部分に空気穴があり、高いクッション性を持つのがパドルブラシです。
少し力を強めに入れたブラッシングにより、頭皮マッサージ効果が高まり、抜毛予防・育毛効果が期待できます。

用途に合わせたブラシ選びは、髪へのダメージを抑制するほか、希望の仕上りにつながりますので、一度ゆっくりと自分に合ったブラシを探してみてはいかがでしょうか。

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